法人概要
法人理念
「支え合い、共に生きる」
当法人は設立当初から「支え合い、共に生きる」を基本理念として掲げてまいりました。この理念の根底にあるものを、私共は「支え合いの論理」と考えています。
今、便宜上、健常者・老人・障がい者という分け方をします。一般には、健常者が老人や障がい者を支えるのだと考えがちです。確かに老人や障がい者は、日常の生活では健常者のサポートを必要とします。
しかし、逆にサポートすることによって健常者もまた、老人や障がい者から、多くのエネルギーを得、豊かな心を育まれます。
「支えることによって、支えられる」のが「支え合いの論理」であり、そこに真のノーマライゼーション(人間は皆、平等)を実現する土壌が培われると考えています。「支え合いの論理」を施設運営の隅々まで一貫させるための理念が「共に生きる」なのです。「支え合い、共に生きる」ことによって、お互いに生き生きとした豊かな人生を生きることができる。それが、当法人の目指すものです。
今、世界は大きな構造変革の時代を迎え、旧来の価値観の見直しが行われています。それは市民社会の在り方、人間の生き方、そして福祉の在り方にも大きな影響を与えずにはおきません。
近代市民社会は、“自立した個人”が互いに契約を結んで社会を構成していくという「社会契約説」に基づいて、運営されてきました。
この考え方は観念としては理解できても、現実には「人間は本当に自立した個人なのか」という疑問が残ります。
また、資本主義経済は自由競争を原則としており、この原則に基づいた社会システムの中で、人間の全人生が競争下におかれているといっても過言ではありません。この競争原理を支えているのが“自立した個人”という考え方です。
「自立した個人」も「競争原理」も、ある面では社会の進歩に大きく貢献してきましたが、ある面では差別や落ちこぼれ、さらには環境破壊といった“疲弊”も生み出しました。
そして、この疲弊は、今や人類の健全な存続そのものをも脅かすまでに深刻化しています。今こそ私たちは、旧来の原理や価値観を見直し、善いものは継続し、悪いものは改善する時期に来ています。
私共は、「支え合いの論理」を新しい時代の根底原理として据え、「共に生きる」ことの大切さを、福祉の中に具現化したいと考えています。
現実の処遇においては、利用者の“自立支援”を全面的にサポートしますが、人間は決して“自立した個人”ではないという考え方をベースに、完全には自立できない人間どうしが、互いに支え合って共に生きるという形の社会原理の可能性を追求していきたいと考えています。
沿革
昭和52年10月 | 社会福祉法人鵜足津福祉会の法人認可(厚生大臣) |
昭和53年3月 | 特別養護老人ホーム寿楽荘(定員50名)を開設 |
昭和56年4月 | 特別養護老人ホーム寿楽荘の定員変更(50名→100名) |
昭和62年4月 | 知的障がい者更生施設高瀬荘(定員50名)を開設 |
平成元年5月 | 知的障がい者授産施設高瀬荘(定員50名)を開設 |
平成4年4月 | 知的障がい者更生施設高瀬荘の定員変更(50名→60名) |
平成5年4月 | 介護老人保健施設ライトハートいきいき荘(定員80名)を開設 |
平成6年9月 | ケアハウス マイルドハート21(定員100名)を開設 |
平成8年6月 | 知的障がい者通所更生施設高瀬荘(定員30名)を開設 |
身体障がい者療護施設みとよ荘(定員80名)を開設 | |
平成9年9月 | ケアハウス マイルドハート坂出(定員30名)を開設 |
平成11年4月 | ケアハウス マイルドハート丸亀(定員80名)を開設 |
平成15年11月 | 特別養護老人ホーム今津荘(定員50名)を開設 |
平成16年4月 | 知的障がい者通所授産施設かりん園(定員30名)を開設 |
平成17年7月 | 上高瀬グループホーム蘭(定員4名)を開設 |
知的障がい者更生施設高瀬荘の定員変更(60名→80名) | |
平成18年6月 | グループホーム宇多津(定員4名)を開設 |
平成18年10月 | 障がい者支援施設土器川タウン(定員50名)を開設 |
平成20年4月 | グループホーム蘭(上高瀬)の定員変更(4名→6名) |
平成20年7月 | 障がい福祉サービス事業所エコランド鵜足津(定員20名)を開設 |
ライトハイツ鵜足津(定員6名)を開設 | |
平成20年11月 | グループホーム宇多津の定員変更(4名→5名) |
平成21年4月 | グループホーム宇多津の定員変更(5名→6名) |
グループホーム宇多津オリーブ(定員7名)を開設 | |
平成21年7月 | マイルドハート高円寺を開設 |
特別養護老人ホーム(ほのぼの)130名 | |
障がい者支援施設(なでしこ)10名 | |
障がい者相談支援事業所なでしこ | |
平成22年9月 | ケアホーム宇多津(定員7名)を開設 |
平成22年11月 | 障がい福祉サービス事業所高瀬荘(定員30名)を開設(←知的障がい者通所更生施設) |
平成23年4月 | 養護老人ホーム土器川荘(定員80名)を開設 |
障がい福祉サービス事業所かりん園(定員30名)を開設(←知的障がい者通所授産施設) | |
障がい支援施設みとよ荘(定員80名)を開設(←身体障がい者療護施設) | |
平成23年10月 | 高齢者ショートステイ施設マイルドハート西荻(定員30名)を開設 |
平成24年4月 | 障がい者支援施設高瀬荘あおば(定員80名)・そよかぜ(定員40名)を開設(←知的障がい者更生・授産施設) |
グループホーム桜(上高瀬)(定員10名)を開設 | |
平成24年10月 | ケアホーム宇多津オリーブ(定員10名)を開設 |
平成26年4月 | マイルドハート高円寺を増築 |
特別養護老人ホーム(ほのぼの)の定員変更(130名→202名) | |
平成27年4月 | 障がい福祉サービス事業所さかいで(生活介護・定員20名)を開設 |
平成29年1月 | 放課後等デイサービスさかいで(定員10名)を開設 |
平成29年4月 | サービス付き高齢者向け住宅アゼリア今津(介護専用型特定施設・定員50名)を開設 |
平成29年6月 | サービス付き高齢者向け住宅アゼリアあさひ(定員48名)を開設 |
令和2年4月 | 障がい福祉サービス事業所Uサポート高松(定員10名)を開設 |
放課後等デイサービスUサポート高松(定員10名)を開設 | |
ケアハウスマイルドハート坂出老人居宅介護等事業所を開設 | |
相談支援事業所高瀬荘を障害者生活支援センター結(ゆい)に事業統合 | |
令和3年3月 | 幼保連携型認定こども園みらい学園(定員90名)を開設 |
令和3年4月 | サービス付き高齢者向け住宅アゼリア木太(混合型特定施設・定員40名)を開設 |
令和5年4月 | 障がい福祉サービス事業所Uサポート高松で生活介護(定員10名)を開始 |